隠岐の島について

概要

隠岐の絶景・文化

島根県の隠岐の島は、島根・鳥取の県境から北方約60kmに位置し、約180の島と4つの有人島があります。

・島前(どうぜん)3島
①西ノ島町(西ノ島)②海士町(中ノ島)③知夫村(知夫里島)

・島後1島
④隠岐の島町

アクセス

自然・景観

地質

かつて隠岐は、ユーラシア大陸の一部でしたが「大陸からの分離」⇒「海の底から火山島」⇒「半島から島へ」など、 長い年月をかけて地形が変化し、今日の隠岐が成り立っています。
自然環境・人の営みが世界的に貴重とされ、2013年に「世界ジオパーク」に認定された「地球の記憶が息づく島」です。

ローソク島
ローソク島

国賀海岸
国賀海岸

歴史・文化

聖武天皇の時代(西暦724年)に遠流の地として定められて、後鳥羽上皇や後醍醐天皇、小野篁(おののたかむら)をはじめ、 約3,000人余りの人が流され隠岐の文化形成に大きな影響を与えたと言われています。

流人のほとんどが牢獄に入ることなく、里人と共に暮らしてきたとも伝えられており、人情の島でもあります。

民謡

江戸時代には、北前船の風待ち港として栄え、全国各地の文化が入り、「隠岐民謡」が生まれました。 「しげさ節」を代表とする民謡が今なお10数曲唄い継がれるなど、民謡の宝庫でもあります。

牛突き

承久の乱で隠岐にご配流になられた「後鳥羽上皇」が、角をからませて遊んでいる牛たちをご覧になったところ大変喜ばれました。 その様子を見ていた島の人たちが、失意の上皇を慰めるために「牛突き」がはじまり、日本最古800年の歴史があります。

古典相撲

隠岐の古典相撲は、神社の遷宮や校舎新築など、島の祝い事がある時に、神社や寺の境内、学校の校庭など様々な場所に土俵を設置し開催されます。

古典相撲

この相撲は、大会のたびに柱を新調し大会終了時に四本柱を大関・関脇の役力士に授与することや、 クライマックスには、同じ力士同士が連続して2度取組み、先に勝った方が2度目の勝ちを相手に譲る「人情相撲」など多数の特徴を持っています。

海遊び

隠岐は、暖流と寒流が流れ込み、船釣り・磯釣りなど初めてでも簡単に釣れ、1mクラスのヒラマサや真鯛が頻繁に揚がり、釣りの聖地と呼ばれています。

また、隠岐では4ヶ所「海中公園」に指定されており、 シーカヤック・ジェットスキー・スキューバダイビング等のマリンスポーツや「海中展望船あまんぼう」で魚群や海藻などを見ることもできます。

隠岐の魅力で忘れてならないのは、「食」。新鮮な魚貝類はもちろんのこと、「ブランド岩がき」「幻の隠岐牛」「さざえカレー」「隠岐そば」etc・・・

地酒

島根県には日本の名水百選が2つあり、なんと2つとも隠岐にあります。 おいしい「水」があるから、おいしい「お米」でき、おいしい「お酒」を作ることができます。

地酒

日本酒は「隠岐誉」「高正宗」「隠岐の海」があり、中でも「隠岐誉」は十数種類にも分かれ、フランスの日本酒コンクール「KURA MASTER2020」でプラチナ賞に選ばれました。
焼酎は「海藻焼酎いそっこ」「米焼酎どっさり」、いそっこを熟成させた「わだつみの精」があります。
その他にも、甘酸っぱい”はっさく”をリキュールにした「結結」が女性を中心に人気です。

歴史×自然×食
世界が注目する「隠岐の島」をその目で確かめてみませんか?

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隠岐の島町観光協会 西ノ島町観光協会 海士町観光協会 知夫里島観光協会